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神のお告げに逆らうな! [健康]

昔から私は、我が身に起こった様々な出来事について”神のお告げ”であると解釈する癖がある。例えば、昨年の9月に北アルプスの大天井岳から槍ヶ岳に向かって道迷いの心配など皆無の表銀座コースと呼ばれる道を歩いていた時のこと。なんと全く有り得ない場所で有り得ない方向に進んでしまい、なんと1時間もの時間をロスしてしまった。この時も私は”神のお告げ”をはっきりと聞いた。「このまま先に進めばオマエの命の保障は無い!」と。もちろん私は即座に撤退を決めた。(実際、その日は午後から北アルプスに激しい雨が降ったので、もし進んでいればテントを担いだ身にはかなり厳しいものがあったに違いない。)

そして、このところ山に向かった際に、毎回のようにお腹の調子が悪くなっていた。1年前の冬にはこんな事は無かったし、お腹が冷えないように万全の準備をして行ったにも係わらず下痢になっていたので、これは恐らく3月中に本格的な雪山に向かおうと考えていた私に対して、神様が「今はまだ止めときなさい!」と言っているのだと思った。という訳で今回は右足首の不調も理由ではあるのだが、1ヶ月間の休養を決めたのだった。

ここまで読まれた方の中には、「それって単なる”すっぱい葡萄理論”じゃん!」と思われた鋭い人もいらっしゃるかもしれないが、実のところその通りである。

『すっぱい葡萄』とは、イソップ寓話の1つで、美味しそうな葡萄を見つけたキツネが食べようとして跳び上がるが、何度跳んでも届かずなかったので、「どうせこの葡萄はすっぱくてまずいだろう。」と捨て台詞を残してその場を去るという話である。つまり、何か自分にとって非常に不満に感じることがあった時に、いつまでもその不満が残っているのはつらいので、自分にとって楽に思える理由を探すというもの。まぁはっきり言って現実逃避しているだけだ。

但し、身に起こった事をなんでもかんでも神のお告げだと思っていてはキリがないので、通常はめったに起こりえないような事が起こった時にだけ”神のお告げ”があったと気付くことになる。つまり、雨が降ったからといって、そんなことは珍しくもないので出掛けるのを止めなさいとのお告げがあったとは思わないのである。

しかし、現実逃避ばかりしていても何の解決にもならないので、『ミヤリサン』という整腸剤を飲み始めたことは前回の記事に書いた通りであるが、やはり一度専門家に相談した方が良いかもしれないなぁと考えていた。(ちなみに『ミヤリサン』を飲み始めてかれこれ1週間になるが、お腹の調子は今のところ良さそうだ…というかむしろ便秘気味でさえある。)

そんな時、3月6日の新聞の全面広告のページで次のような言葉が私の目に飛び込んできた。
「下痢を、体質だとあきらめないでください。」

詳しく読んでみると、それはアステラス製薬という会社による「過敏性腸症候群:IBS」の臨床試験への参加を呼びかける広告であった。「過敏性腸症候群:IBS」は、全国で約1200万人の人が抱えている病気であり、例えば、試験や大事な会議の前にお腹が痛くなる人は「過敏性腸症候群:IBS」かもしれないとのことである。

これだ!!  [ひらめき]

私の症状は「過敏性腸症候群」であり、「もし山でトイレに行きたくなったらどうしよう…」という緊張状態が下痢を引き起こしているとすればこれまでの事の説明が一応つく。(しかし、緊張感ならば今年より前年の方が高い筈なのに前年に出なかった症状がなぜ今年に出るのかは分からない。だからこそ”神のお告げ”だとも思っているのだが…)

この臨床試験に参加すれば、専門家の診断を無料で受けることができ、そこで過敏性腸症候群と診断された場合には薬まで無料で処方される筈だ(中にはプラセボと呼ばれる偽薬を処方される場合もあるらしいが…)。

通院する医療機関が私の住んでいる柏市にあることを確認した私は、すかさず電話を架けてみたのだが、既に定員に達しており、キャンセル待ちということであった。キャンセル待ちでも結構ですと答え、オペレーターから出されるいくつかの質問に答えていた。
オペレーター:「不快感の伴う下痢は月に何回くらいありますか?」
makiwarikun:「月に5~6回です。」
といった具合である。

ところが、電話を架けてから10分程経過した時、電話が突然切れてしまった。どうやら、コードレス電話機のバッテリーが切れてしまったようなのだ。しかし、このバッテリーは昨年交換したばかりであり、10分かそこらで切れる筈がない。ということはこれも”神のお告げ”なのか?しばし考え込んだが、このサインは恐らくキャンセルは出ないということだろうと解釈した私は、再び電話を架けることはなかった。

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前回のmakiwarikun のあまりの落胆ぶりの記事に対して、全国の熱烈なファンから数多くの励ましのお便りをいただいた…という夢を見た。そこでmakiwarikun の健在ぶりを示すために、
『キジ撃ちマスターの歌』を発表する。(そろそろこの種のネタは止めろよ!)

『キジ撃ちマスターの歌』(清水健太郎「失恋レストラン(1976年)」のメロディーでどうぞ!)
[るんるん]苦しけりゃ ここでおやりよ おしり拭く ちり紙もあるし[るんるん] (出だしのところね)
                       (中略)
[るんるん]キジ撃ちマスター 始末もやってよ 落ち葉忘れず カクセル~[るんるん](なるほどマスター繋がりね) 
(しかしこの曲はなんぼなんでも古過ぎるやろ!)

3月9日現在の体重 73.2㎏(目標達成まであと8.2㎏減)
前回(2月23日)計測時より0.3㎏の増加である。『ブログでスリム大作戦』を始めてから初めてのリバウンドであるが、”キジ撃ち”連発事件により甘い物をヤケ食いしてしまったので当然の結果である。このいつもの挫折パターンから脱却するためにブログで体重を公表しているというのに…まったくもって情けない限りである。


二つ玉炎症痛が吹き荒れる [健康]

二つ玉低気圧という言葉をご存知だろうか?山をやる人間にとってはお馴染みの言葉ではあるが、二つ玉低気圧とは日本列島を挟んで日本海側と太平洋側の両方に低気圧がみられる気圧配置のことをいい、この状態の際には天気が大荒れとなり、山での遭難事故も多発している。二つ玉低気圧の発生が予想される時には絶対に山に向かってはいけない。

先日、makiwarikun の右足首にこの二つ玉低気圧に似た症状が発生し、激痛の嵐が吹き荒れるという災難に見舞われた。

一体、makiwarikun の肉体に何が起こったというのか?

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1月30日(日)に大菩薩峠に行ってからというもの右足首の状態が思わしくなかった。以前からバドミントンと山登りにより右足首の捻挫がクセになっていたのであるが、この時も落ち葉により隠されていた段差に右足首を捻ってしまったのである。

いつもなら1週間もすれば痛みがなくなるのであるが、どうしたことか、今回は逆に1週間後の2月7日(月)になって急に痛みが増すことになり、遂に歩くことすらできなくなってしまった。

その時には分かっていなかったのであるが、どうやらこの激しい痛みは、右足首の靭帯が外傷性の炎症を起こしている上に、なんの因果か偶然か、運悪く右足首の間接が痛風の炎症に見舞われた事が原因だったようである。まさに二つ玉低気圧が暴風雨を引き起こすように、二つの隣り合った炎症が今回の激痛の嵐を生んだのだ。

どうして痛風発作による痛みだと分かったか?それは、足首の痛みが少し引きかけた頃、その痛みが足の甲(親指側)へ移動し、更には親指の付け根にまで移っていったからである。外傷性のケガならば痛みが移動することはないし、足の甲や親指の付け根がてかてかと赤く腫れあがっており、痛風歴8年の私には一目でそれと分かるものだった。

痛風歴8年の私でも、今回の痛みは過去最高を更新する耐えがたいレベルであった。家中の消炎・鎮痛剤(ロキソニン)を大量に飲むが、あまり効いている感じはなく、痛みで夜もほとんど眠れなかった。薬の副作用により下痢にもなってしまうし、とてもじゃないが出社できる状態ではなかった。仕方なく会社は2日間休むことにしたのであるが、これで3月に有給休暇を取って雪山に行く計画がおじゃんになってしまった。実にもったいないことをした。

今回の痛風発作の原因は、おそらく現在遂行中のダイエットにあると考えている。ダイエットしなければならないという意識が、知らず知らずのうちに摂取水分量を減らしてしまい、結果として血液中の尿酸濃度が高くなったのではないだろうか。その反省からダイエット中ではあるが、今は意識的に水分を多めに採るようにしている。

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という訳で山に行けない日が続いている。今年の目標として50日は山に向かう事を掲げているのであるが、2月にして早くも暗雲が漂いだした。

困ったことに山に行ってないので記事にすることが何もない。お馴染みのギャグも下ネタも無ければ変なポーズの一人写真も無いのである。

仕方がないので makiwarikun 最後の裏技であるで替え歌でお茶を濁し、今回の記事を表現することにした。

[るんるん]ナイナイナイ ギャグがない ナイナイナイ 下ネタない ナイナイナイ おもしろくな~い[るんるん]
(シブがき隊 「NAI・NAI 16(1982年)」のメロディーでどうぞ! )

演歌好きな方にも配慮して、もう1つ作ってみた。

[るんるん]ギャグもない エロもない シャレもない 一人写真も  中身ない そんな ブロ~グ記事~[るんるん]
(五木ひろし&木の実ナナ 「居酒屋(1982年)」のメロディーでどうぞ!)

しかし、ブログでスリム大作戦を遂行中であり、毎週の体重推移をブログで公開するとマニフェストで宣言している以上、たいして記事に書くことがなくても、なんとしても体重を計測して公表しなければならない。makiwarikun は民主党とは違うのだ。公約したことは必ず実行する。という訳で、足首の痛みがほとんどなくなった昨日(2月16日)、久しぶりにスポーツジムに行き、軽くトレーニングをした後に体重を計ってきた。

ここ2週間、ほとんど運動らしいことをしてなかったので体重は間違いなく増加していると覚悟していたのであるが、予想に反して前回(1月31日)より0.5㎏の減少となっていた。

痛風の予防のために標準体重へのダイエットは極めて有効な手段であるが、体重の急激な減少は逆に痛風発作を誘引することを今回身をもって痛感した。1ヶ月間の減量は2kgを限度にしてゆっくりと体重を落として行きたい。

2月16日現在の体重 73.5㎏(目標達成まであと8.5㎏減)

P.S.今週末は右足首の状態がもう少し良くなれば雪が積もった雲取山に行きたいと思っている。

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