茨城での男体づくし(奥久慈男体山、筑波山) [登山]
前週、丹波山村から大菩薩嶺までの往復30km近いロングコースをキジ撃ちすることなく歩き通すことができたことで、完全復活に向けて幸先良い1歩を踏み出すことができた。次に越えなければならないハードルは、以前、不覚にもキジ撃ちしてしまったコースを今度は無事に歩く事により、脳裏に残るキジ撃ちへの不安を払拭することだと考えた。
そこで、ゴールデンウィークの初日である4月29日に、約2ヶ月前にキジ撃ちへの万全の対策を講じたにも拘わらずあえなく敗退した奥久慈男体山から袋田の滝までのコースを再度歩くことにした。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
日程:2011年4月29日(日帰り)
天候:晴れ
コースタイム:
6:58 袋田滝本町営駐車場 →8:01 月居山(後ろ山)山頂 →8:29 第一展望台 →10:13 男体山山頂 →10:35 大円地越 →11:05 大円地山荘 →12:10 西金駅
直線距離:14.259km
沿面距離:14.736km
累積標高(+):1258m
累積標高(-):1343m
所要時間:5時間13分
GPSトラックデータ
GPSデータグラフ表示
前回(2月27日)は、男体山から袋田の滝へ歩いたのであるが、今回は気分を変えて逆から歩くことにした。袋田滝本町営駐車場は無料であるが、ここより滝に近い駐車場は有料となっている。
袋田滝本町営駐車場(6:59)
滝に向って川沿いの道を歩いていくと、少しずつ滝の姿が見えるようになる。
袋田の滝(7:14)
やがて、袋田自然研究路の入口である急な階段が現れる。
袋田自然研究路入口の階段(7:16)
途中で生瀬の滝の展望台に向う。生瀬の滝は、袋田の滝のミニ版といった感じである。
生瀬の滝(7:25)
自然研究路には所々に天狗岩伝説などの説明板がありこれらを読みながらゆっくりと登る。標高差300mを一気に登る非常に急な階段が月居山(前山)まで続いているので、足は早くもパンパンである。
自然研究路の説明板(7:37)
せっかく苦労して標高を稼いだのに、一転して道は急な下りとなっており、やがて月居観音堂にたどり着く。
月居観音堂(7:52)
月居山は前山と後ろ山に分かれているが、鞍部には次のような道標が立てられている。前回、後ろ山から降りてきてこの道標を見たのであるが、袋田の滝への道が分からずに、結局、袋田駅方面への道を進んでしまった。袋田の滝は下方にある筈なので、前山に向かう急な登り道を見て、「この道が滝へ向う筈はない!」と判断したのであるが、キジ撃ち直後の呆然自失状態で判断力も相当落ちていたようである。
前山と後ろ山の鞍部にある道標(7:54)
鞍部から5分ほどで後ろ山の山頂にたどり着くが、ここにはかって月居城が築かれていたとのことである。
月居山(後ろ山)山頂(8:01)
月居山(後ろ山)で5分ほど休憩してから、男体山方面に歩を進める。月居山直下の登山道から5mほど離れた平坦地が前回のキジ撃ち場所であるが、今回はここまで何の不安もなくお腹は安定している。
第一展望台~第二展望台と順調に進んできたが、この辺りで段々と疲れだしてきた。反対から歩いた前回も途中で体調が悪くなったのであるが、このコースは細かい急斜面のアップダウンが多いので、思いのほか体へのダメージが大きいようである。
第一展望台(鍋天山)からの景色(8:29)
なんとか男体山山頂に到着したが、ここではすっかり疲れ果ててしまっていた。実は、体調が良ければ男体山からは一般コースで下山した後に健脚コースで登り返し、出発地点までピストンで戻ることも考えていたのであるが、その無謀な考えはここで断念した。
男体山山頂(10:13)
袋田の滝からここまで一人とも会わなかったのであるが、男体山山頂にも誰も居なかった。やはり、震災後にここを訪れる人は減っているのであろうか?
男体山山頂標識(10:13)
男体山からは一般コースで下山したが、地震により崩落している箇所があるなど、道は結構荒れていた。やがて、大円地越というベンチが設置されている平坦地に到着した。
大円地越(10:35)
大円地越からは樹林帯のうっそうとした中を進んで行くが、樹林帯を抜け健脚コースとの分岐を過ぎたところに大円地山荘というそば屋が現れる。当初の計画では袋田まで歩いて戻るつもりであったので、電車の時間を調べていなかった。そこで、大円地山荘でそばでも食べながら電車の時間まで適当に時間を潰そうと考えた。
大円地山荘(11:05)
大円地山荘で西金駅発の次の電車の時間を尋ねると、12時19分ということであった。その次は更に2時間ほど先なので、絶対に乗り遅れる訳にはいかない。前回は西金駅からここまで1時間以上掛かった筈なので、ゆっくりとそばを食べてる暇はない。という訳で注文したとろろそばを5分ほどで一気に食べ、そば湯を飲むこともなく店を後にした。そばはコシがあって非常に美味しかっただけに、もっとゆっくりと味わいたかったのであるが、久しぶりに旨いそばらしいそばを食べることができた。
とろろそば(11:16)
西金駅までは舗装された道をひたすら歩くだけであるが、途中、地震により崩れてしまい通行止めになっている箇所があった。
西金駅(12:19)
この日、奥久慈での前回の悪夢を払拭しキジ撃ちすることなく歩き通すことができたことで、完全復活に向けて更に1歩前進することができた。そこで、希望の光が差し込んできたこの時の気持ちを一人写真で表現してみた。
題名「明日への希望」
月居山山頂にて(8:05)
キジ撃ちの恐怖を完全に払拭するために越えなければならない最後のハードルは、東京都最高峰の例の山である。近いうちに必ずリベンジに行くから待ってろよ!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
そしてその4日後、完全復活を果たすべく東京都最高峰の例の山に向かうつもりであった。ここを訪れる人は必ずといって良いほど強烈な便意に襲われるので(オレだけか?)、ウン〇の神様が住むというあの山である。
ところが、当日の朝4時に起きて天気予報をチェックすると、テレビでもインターネットでも午後からは雨が降ると言っている。ウン〇の神様が住む”魔の山”は万全のコンディションの中を万全の体調で歩きたいので、急遽予定を変更し、雨が降らない午前中に登れる山ということで筑波山に向かうことにした。
日程:2011年5月3日(日帰り)
天候:曇り
コースタイム:
5:53 裏筑波コース駐車スペース →6:39 筑波高原キャンプ場 →7:18 女体山山頂 →7:40 男体山山頂 →8:57 筑波山神社 →9:39 つつじヶ丘 →10:00 弁慶茶屋跡 →10:26 女体山山頂直下 →10:54 筑波高原キャンプ場 →11:24 裏筑波コース駐車スペース
直線距離:13.725km
沿面距離:14.291km
累積標高(+):1613m
累積標高(-):1613m
所要時間:5時間30分
GPSトラックデータ
GPSデータグラフ表示
筑波山は自宅から最も近い山であり、一昨年の秋に山登りを始めた頃には、ホームマウンテンとして毎週のように登っていた山である。ところが、今年に入ってからはまだ1回も登っておらず、久しぶりにどのコースを登るのか迷ったのであるが、やはり一番のお気に入りコースである裏筑波コースを選んだ。
裏筑波コース登山口(5:55)
裏筑波コースの登山口からは渓流沿いの非常に雰囲気の良い道であるが、このコースの事は以前2回も記事にしているので割愛する。
登山口から約45分で筑波高原キャンプ場にたどり着いたが、なんと地震の影響でここのトイレが使用禁止となっていた。このコースは中間地点のここにトイレがあるので、私にとって非常に安心感のあるコースなのだが…
筑波高原キャンプ場トイレ(6:39)
筑波高原キャンプ場には登山者に対する注意書きが立てられていた。そこには御幸ヶ原コースと薬王院コースは現在も通行止めとなっていることが記されていた。
筑波高原キャンプ場にあった注意書き(6:40)
登山口から1時間20分ほどで女体山山頂に到着したが、この日の景色は黄砂による影響のためか霞んでいた。
女体山山頂からつつじヶ丘方面を臨む(7:20)
女体山から男体山に向かう途中にセキレイ石という奇石がある。このところ”男女の道”に非常に悩んでいるので是非ともセキレイに教えを請いたいと思った。
セキレイ石(7:26)
男体山で素早く1枚の写真を撮った後に、自然研究路を一周した。ここには筑波山の自然に関する説明板が多く立てられており、makiwarikunお気に入りの道である。
自然研究路案内板(7:51)
自然研究路を一周した後に通行止めとなっている御幸ヶ原コースで一旦下山した。
御幸ヶ原コース下山口(8:07)
御幸ヶ原コースは通行止めとなっているくらいなので、結構荒れている箇所があるのかと思いきや、いつも通り全く問題のない状態であった。なので、私以外にも結構このコースを通行している人がいた。
筑波山野鳥図鑑(8:40)
御幸ヶ原コースで下山した後は、白雲橋コースの登山口を目指して筑波山神社を横断する。筑波山神社では、今シーズンの安全登山と日本(特に東北地方)の復興をお祈りした。
筑波山神社(8:57)
白雲橋コース~迎場コース~おたつ石コースを通り、2往復目の女体山山頂を目指した。
迎場コース分岐(9:07)
つつじヶ丘から始まるおたつ石コースは凄い数の人が登っている。御幸ヶ原コースが通行止めだと知った方々が素直にこちらに流れてきたのであろうか?しかも、登っているほとんどの人は、その服装と装備から判断して明らかに一般ピープルである。こちとら山ノボラーの端くれであるし、しかもダブルストックの本格装備ときている。ここは意地でもカッコイイ姿を見せなければならないと、3時間以上の歩きによる疲れを全く見せずにガシガシと結構な急斜面をごぼう抜きで登って行った。「あんなストックがあれば楽だよね~」なんてのたまっているオバサンの声が後ろから聞こえるが、本当はほとんど限界なんですけど…
つつじヶ丘からおたつ石コースを登る人々(9:39)
つまらない見栄のために残り少ないエネルギーを使い切ってしまったmakiwarikunは、弁慶茶屋跡にフラフラになりやっとの思いでたどり着いた。しかし、ここも休憩をしている一般ピープルで凄い混雑である。ここでも山ノボラーとしてへばっている姿を見せるわけにはいかないので、何事もないかのような涼しい顔をして先に進む。本当はメチャクチャ休みたかったんだけど…
弁慶茶屋跡(10:00)
ところが、天の助けかお情けか、弁慶小屋から先は一般ピープルにとって岩場の難所が続いていることにより、所々で渋滞が発生していた。おかげで良い具合に休憩を取ることができ、なんとか山頂まで山ノボラーとしての威厳を保ったまま進むことができた。
女体山山頂からは裏筑波コースを下るだけであるが、こちらは一転してほとんど人のいない静かな道のままであったので、自分のペースで気持ち良く歩くことができた。
最後に、筑波山ならではの2枚組一人写真を撮影してみたのでご鑑賞いただきたい。一人写真の大家であるTerry師匠の二番煎じである感は否めないが、ゴールデンウィークのさなか、登山者が非常に多い中で一瞬のチャンスを逃さずに素早く撮影した苦心作である。
題名「女体大好き!」
女体山山頂にて(7:17)
題名「男体比べ!」
男体山山頂にて(7:40)
これではいくらセキレイに男女の道を教えてもらっても、女性の気持ちを自分に向けられる筈がないか…
そこで、ゴールデンウィークの初日である4月29日に、約2ヶ月前にキジ撃ちへの万全の対策を講じたにも拘わらずあえなく敗退した奥久慈男体山から袋田の滝までのコースを再度歩くことにした。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
日程:2011年4月29日(日帰り)
天候:晴れ
コースタイム:
6:58 袋田滝本町営駐車場 →8:01 月居山(後ろ山)山頂 →8:29 第一展望台 →10:13 男体山山頂 →10:35 大円地越 →11:05 大円地山荘 →12:10 西金駅
直線距離:14.259km
沿面距離:14.736km
累積標高(+):1258m
累積標高(-):1343m
所要時間:5時間13分
GPSトラックデータ
GPSデータグラフ表示
前回(2月27日)は、男体山から袋田の滝へ歩いたのであるが、今回は気分を変えて逆から歩くことにした。袋田滝本町営駐車場は無料であるが、ここより滝に近い駐車場は有料となっている。
袋田滝本町営駐車場(6:59)
滝に向って川沿いの道を歩いていくと、少しずつ滝の姿が見えるようになる。
袋田の滝(7:14)
やがて、袋田自然研究路の入口である急な階段が現れる。
袋田自然研究路入口の階段(7:16)
途中で生瀬の滝の展望台に向う。生瀬の滝は、袋田の滝のミニ版といった感じである。
生瀬の滝(7:25)
自然研究路には所々に天狗岩伝説などの説明板がありこれらを読みながらゆっくりと登る。標高差300mを一気に登る非常に急な階段が月居山(前山)まで続いているので、足は早くもパンパンである。
自然研究路の説明板(7:37)
せっかく苦労して標高を稼いだのに、一転して道は急な下りとなっており、やがて月居観音堂にたどり着く。
月居観音堂(7:52)
月居山は前山と後ろ山に分かれているが、鞍部には次のような道標が立てられている。前回、後ろ山から降りてきてこの道標を見たのであるが、袋田の滝への道が分からずに、結局、袋田駅方面への道を進んでしまった。袋田の滝は下方にある筈なので、前山に向かう急な登り道を見て、「この道が滝へ向う筈はない!」と判断したのであるが、キジ撃ち直後の呆然自失状態で判断力も相当落ちていたようである。
前山と後ろ山の鞍部にある道標(7:54)
鞍部から5分ほどで後ろ山の山頂にたどり着くが、ここにはかって月居城が築かれていたとのことである。
月居山(後ろ山)山頂(8:01)
月居山(後ろ山)で5分ほど休憩してから、男体山方面に歩を進める。月居山直下の登山道から5mほど離れた平坦地が前回のキジ撃ち場所であるが、今回はここまで何の不安もなくお腹は安定している。
第一展望台~第二展望台と順調に進んできたが、この辺りで段々と疲れだしてきた。反対から歩いた前回も途中で体調が悪くなったのであるが、このコースは細かい急斜面のアップダウンが多いので、思いのほか体へのダメージが大きいようである。
第一展望台(鍋天山)からの景色(8:29)
なんとか男体山山頂に到着したが、ここではすっかり疲れ果ててしまっていた。実は、体調が良ければ男体山からは一般コースで下山した後に健脚コースで登り返し、出発地点までピストンで戻ることも考えていたのであるが、その無謀な考えはここで断念した。
男体山山頂(10:13)
袋田の滝からここまで一人とも会わなかったのであるが、男体山山頂にも誰も居なかった。やはり、震災後にここを訪れる人は減っているのであろうか?
男体山山頂標識(10:13)
男体山からは一般コースで下山したが、地震により崩落している箇所があるなど、道は結構荒れていた。やがて、大円地越というベンチが設置されている平坦地に到着した。
大円地越(10:35)
大円地越からは樹林帯のうっそうとした中を進んで行くが、樹林帯を抜け健脚コースとの分岐を過ぎたところに大円地山荘というそば屋が現れる。当初の計画では袋田まで歩いて戻るつもりであったので、電車の時間を調べていなかった。そこで、大円地山荘でそばでも食べながら電車の時間まで適当に時間を潰そうと考えた。
大円地山荘(11:05)
大円地山荘で西金駅発の次の電車の時間を尋ねると、12時19分ということであった。その次は更に2時間ほど先なので、絶対に乗り遅れる訳にはいかない。前回は西金駅からここまで1時間以上掛かった筈なので、ゆっくりとそばを食べてる暇はない。という訳で注文したとろろそばを5分ほどで一気に食べ、そば湯を飲むこともなく店を後にした。そばはコシがあって非常に美味しかっただけに、もっとゆっくりと味わいたかったのであるが、久しぶりに旨いそばらしいそばを食べることができた。
とろろそば(11:16)
西金駅までは舗装された道をひたすら歩くだけであるが、途中、地震により崩れてしまい通行止めになっている箇所があった。
西金駅(12:19)
この日、奥久慈での前回の悪夢を払拭しキジ撃ちすることなく歩き通すことができたことで、完全復活に向けて更に1歩前進することができた。そこで、希望の光が差し込んできたこの時の気持ちを一人写真で表現してみた。
題名「明日への希望」
月居山山頂にて(8:05)
キジ撃ちの恐怖を完全に払拭するために越えなければならない最後のハードルは、東京都最高峰の例の山である。近いうちに必ずリベンジに行くから待ってろよ!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
そしてその4日後、完全復活を果たすべく東京都最高峰の例の山に向かうつもりであった。ここを訪れる人は必ずといって良いほど強烈な便意に襲われるので(オレだけか?)、ウン〇の神様が住むというあの山である。
ところが、当日の朝4時に起きて天気予報をチェックすると、テレビでもインターネットでも午後からは雨が降ると言っている。ウン〇の神様が住む”魔の山”は万全のコンディションの中を万全の体調で歩きたいので、急遽予定を変更し、雨が降らない午前中に登れる山ということで筑波山に向かうことにした。
日程:2011年5月3日(日帰り)
天候:曇り
コースタイム:
5:53 裏筑波コース駐車スペース →6:39 筑波高原キャンプ場 →7:18 女体山山頂 →7:40 男体山山頂 →8:57 筑波山神社 →9:39 つつじヶ丘 →10:00 弁慶茶屋跡 →10:26 女体山山頂直下 →10:54 筑波高原キャンプ場 →11:24 裏筑波コース駐車スペース
直線距離:13.725km
沿面距離:14.291km
累積標高(+):1613m
累積標高(-):1613m
所要時間:5時間30分
GPSトラックデータ
GPSデータグラフ表示
筑波山は自宅から最も近い山であり、一昨年の秋に山登りを始めた頃には、ホームマウンテンとして毎週のように登っていた山である。ところが、今年に入ってからはまだ1回も登っておらず、久しぶりにどのコースを登るのか迷ったのであるが、やはり一番のお気に入りコースである裏筑波コースを選んだ。
裏筑波コース登山口(5:55)
裏筑波コースの登山口からは渓流沿いの非常に雰囲気の良い道であるが、このコースの事は以前2回も記事にしているので割愛する。
登山口から約45分で筑波高原キャンプ場にたどり着いたが、なんと地震の影響でここのトイレが使用禁止となっていた。このコースは中間地点のここにトイレがあるので、私にとって非常に安心感のあるコースなのだが…
筑波高原キャンプ場トイレ(6:39)
筑波高原キャンプ場には登山者に対する注意書きが立てられていた。そこには御幸ヶ原コースと薬王院コースは現在も通行止めとなっていることが記されていた。
筑波高原キャンプ場にあった注意書き(6:40)
登山口から1時間20分ほどで女体山山頂に到着したが、この日の景色は黄砂による影響のためか霞んでいた。
女体山山頂からつつじヶ丘方面を臨む(7:20)
女体山から男体山に向かう途中にセキレイ石という奇石がある。このところ”男女の道”に非常に悩んでいるので是非ともセキレイに教えを請いたいと思った。
セキレイ石(7:26)
男体山で素早く1枚の写真を撮った後に、自然研究路を一周した。ここには筑波山の自然に関する説明板が多く立てられており、makiwarikunお気に入りの道である。
自然研究路案内板(7:51)
自然研究路を一周した後に通行止めとなっている御幸ヶ原コースで一旦下山した。
御幸ヶ原コース下山口(8:07)
御幸ヶ原コースは通行止めとなっているくらいなので、結構荒れている箇所があるのかと思いきや、いつも通り全く問題のない状態であった。なので、私以外にも結構このコースを通行している人がいた。
筑波山野鳥図鑑(8:40)
御幸ヶ原コースで下山した後は、白雲橋コースの登山口を目指して筑波山神社を横断する。筑波山神社では、今シーズンの安全登山と日本(特に東北地方)の復興をお祈りした。
筑波山神社(8:57)
白雲橋コース~迎場コース~おたつ石コースを通り、2往復目の女体山山頂を目指した。
迎場コース分岐(9:07)
つつじヶ丘から始まるおたつ石コースは凄い数の人が登っている。御幸ヶ原コースが通行止めだと知った方々が素直にこちらに流れてきたのであろうか?しかも、登っているほとんどの人は、その服装と装備から判断して明らかに一般ピープルである。こちとら山ノボラーの端くれであるし、しかもダブルストックの本格装備ときている。ここは意地でもカッコイイ姿を見せなければならないと、3時間以上の歩きによる疲れを全く見せずにガシガシと結構な急斜面をごぼう抜きで登って行った。「あんなストックがあれば楽だよね~」なんてのたまっているオバサンの声が後ろから聞こえるが、本当はほとんど限界なんですけど…
つつじヶ丘からおたつ石コースを登る人々(9:39)
つまらない見栄のために残り少ないエネルギーを使い切ってしまったmakiwarikunは、弁慶茶屋跡にフラフラになりやっとの思いでたどり着いた。しかし、ここも休憩をしている一般ピープルで凄い混雑である。ここでも山ノボラーとしてへばっている姿を見せるわけにはいかないので、何事もないかのような涼しい顔をして先に進む。本当はメチャクチャ休みたかったんだけど…
弁慶茶屋跡(10:00)
ところが、天の助けかお情けか、弁慶小屋から先は一般ピープルにとって岩場の難所が続いていることにより、所々で渋滞が発生していた。おかげで良い具合に休憩を取ることができ、なんとか山頂まで山ノボラーとしての威厳を保ったまま進むことができた。
女体山山頂からは裏筑波コースを下るだけであるが、こちらは一転してほとんど人のいない静かな道のままであったので、自分のペースで気持ち良く歩くことができた。
最後に、筑波山ならではの2枚組一人写真を撮影してみたのでご鑑賞いただきたい。一人写真の大家であるTerry師匠の二番煎じである感は否めないが、ゴールデンウィークのさなか、登山者が非常に多い中で一瞬のチャンスを逃さずに素早く撮影した苦心作である。
題名「女体大好き!」
女体山山頂にて(7:17)
題名「男体比べ!」
男体山山頂にて(7:40)
これではいくらセキレイに男女の道を教えてもらっても、女性の気持ちを自分に向けられる筈がないか…
2011-05-04 16:41
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コメント(17)
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前回は滝を見られなかったのですね。
新緑の中の滝は爽やかな風が吹いていたことでしょう。
登山道も地震の影響を受けていましたか、貴重な情報ありがとうございます。
大円地越のそばは私も食べたことがあります。あと蕎麦アイスも美味しかったです。『明日への希望』がいいですね、完全復活を象徴しています。
筑波山には何度も登っていますが、裏筑波コースは行ったことがありません、機会があれば行ってみたいところですね。
by tochimochi (2011-05-05 17:32)
>tochimochiさん
大円地山荘のおかみさんの話では、男体山への道は健脚コースの方は地震の影響がなかったそうです。もう少し体力が回復したら、同じコースのピストンに再度挑戦したいと思います。
筑波山は絶対に裏筑波コースがお勧めです。雰囲気の良さ、歩き易さ、人の少なさの3点ともベストです。
by makiwarikun (2011-05-05 18:36)
相変わらず、すごいパワーとパーフォーマンスですね。 (笑)
袋田の滝を通るいいコースですね。
筑波山、セキレイ石と女体山、一応NOコメントにしておきます。(笑)
男体山、一体どこを比べての?(笑) Terry師匠に似てきました。
筑波山神社から男体、女体山、そこから裏コースのキャンプ場まで往復、ところが登り返してダウン、そこからケーブルカーでおりました。 私も裏コースが好きです。
by Jetstream777 (2011-05-06 00:18)
観光客がわんさかいるであろう 筑波山 にてお見事です!
我等にはとても真似できるものではありません~~(爆)
すでに 断熱内窓インプラス は設置されましたでしょうか。
マスター返上にに向け好調の出足ですね ^^v
by よしころん (2011-05-06 09:05)
>よしころんさん
筑波山山頂の2枚の写真は、いずれも撮影直後に人が登ってきましたから、本当にワンチャンスで撮り直す事もできませんでした。家に帰って出来栄えを確認した際に、自分のあまりに下品な姿に我ながら笑ってしまいました。
暖かくなってきたからなのか、それともリラックスできているからなのか、いずれにしてもお腹に調子は良さそうです。
by makiwarikun (2011-05-06 14:06)
完全復活ですね!しかし、足元のおぼつかない友の会のメンバーを、難攻不落(?)の登山へ誘うことはご勘弁を...
by Tやん (2011-05-06 18:15)
>Tやん
ゴールデンウィークは自宅でお過ごしでしょうか?確か今週末はフルマラソンだったかと…。今回も4時間切りを目指して頑張って下さい。
フルマラソンを4時間を切って完走する脚力の持ち主に対して、失礼のないようなコースを企画中です。とりあえず、雲取山~飛龍山のピストンにご同行いただければと思います。
完全復活はまだまだ先です。本日、人間ドックに行ってきましたが、ボロボロの肉体に茫然自失ですよ。1日2万歩ウォーキングの再開を決意しました。
by makiwarikun (2011-05-06 23:06)
完全復活おめでとうございます。
GW中の登山記録を一気に掲載ですか・・・。 人の事は言えませんが、スゴイ量で読むのが大変でした。(笑)
途中までは良いのですが、最後の二枚の写真は筑波山を愛している人には屈辱では・・・。(爆笑)
by おど (2011-05-07 20:24)
>おどさん
両コースとも以前記事にしているので、今回は2つ纏めてみました。写真中心で文章は短くしたつもりですが…。
筑波山のことは私も愛してますよ。愛情表現は人それぞれということで…。
by makiwarikun (2011-05-08 19:52)
復活おめでとうございます
重みのあるブログで楽しみました^^
まだ行ったことがない山で
勉強になりました
いつも学んでいます^^
by ひろたん (2011-05-09 22:23)
楽しいブログですネ。袋田の滝には一回だけ行きました。
ソネットさんのブログ仲間に「袋田の住職」さんがいます。
龍泰院と言うお坊さんですよ。訪ねてみては・・・。
by ばん (2011-05-11 12:29)
ばんさんの紹介で見に来ました。
月居山から奥久慈男体山までうちのお寺からすべて見渡せます。
私にとっては庭のような山です。
男体山には去年四度登りました。
もっとも、最近は東の持方集落からばかりですが・・・
今頃はヤマツツジやシロヤシオが見頃かと思います。
by 袋田の住職 (2011-05-11 15:34)
>ひろたんさん
重みのあるブログだという感想はひろたんさんが初めてですよ。中身が軽すぎるという批判はいつも受けてますけど…。勉強になりましたという感想も初めてです。下品すぎて読むに耐えないという人は続出です。このありがたいお言葉を今後の生きる糧としていきます。ありがとうございました。
by makiwarikun (2011-05-11 20:37)
>ばんさん
ご訪問&nice!ありがとうございました。楽しいと言っていただけるのが、何よりも嬉しいです。決して、有益なブログではありませんが、気が向かれた時にご訪問いただけると幸いです。
by makiwarikun (2011-05-11 20:44)
>袋田の住職さん
ご訪問&nice!ありがとうございました。
龍泰院という山寺なのですね。近くまで行った際に、寄らさせていただくかもしれません。袋田の住職さんのお庭のような場所で、キジ撃ちしてしまい申し訳ございませんでした。この記事の時もヤマツツジが綺麗でした。
by makiwarikun (2011-05-11 20:54)
「明日への希望」 何処かの駅前にありそうな彫刻ですね。
彫刻じゃぁない?生身の人間じゃぁ。
失礼しました。
by 山子路爺 (2011-05-12 19:42)
>山子路爺さん
彫刻のような腹筋の割れた肉体なら良かったのですが、メタボで見苦しい体です。夏に向けて少し減量しなければと思います。ブログでスリム大作戦はどうなった?
by makiwarikun (2011-05-12 21:04)